Category Archives: 遺言

被相続人は在日韓国人?在日朝鮮人?

前回の続きで、被相続人が在日韓国人になるのか、在日朝鮮人になるのか、つまり本国法を韓国法として相続を考えるのか、北朝鮮法として考えるのかについての話を今回はしていきます。

 

判例では、当事者が“韓国人ではない”と主張する場合を除き、在日韓国・朝鮮人は本国法を韓国法とする韓国人であるという扱いがされています。

 

住民票の国籍・地域欄に“韓国”と記載されており、本人も韓国のパスポートを持っている場合は本国法を韓国とする韓国人ということで間違いないでしょう。

 

では、国籍・地域欄に“朝鮮”と記載されている場合はどうでしょうか。

この場合でも基本的には本国法を韓国法とする韓国人と考えます。しかし、本人が北朝鮮との帰属意識を持ち、“自分は北朝鮮人だ”といった主張をしていれば、本国法を北朝鮮法とする北朝鮮人として相続手続きをすることとなります。

 

住民票の国籍・地域欄の“朝鮮”とは何だ、という話をすると長くなるのでここではしませんが、“朝鮮”という記載がされているからといって、本国法を北朝鮮法として考えるんだといったことにはならないので注意して下さい。

 

在日韓国人の相続・遺言・帰化申請は京都市右京区の、はな司法書士事務所まで。

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