Monthly Archives: 5月 2014

カナダ人のサイン証明

勤務時代の話です。

 

提携の不動産会社さんから、「明後日決済の登記をお願いしたいのだが、売主さんがカナダ在住の方で今は契約のために日本に来ている。」という電話が入りました。

 

登記簿を見てみると登記簿上の住所は物件を購入した時の日本の住所になっており、住所変更登記も必要。したがって集めなければならない書類は現住所を証する書類とサイン証明書。

 

外国居住の方の住所証明書とサイン証明書をどこに発給してもらえばよいのかはその方の国籍によって変わってきます。例えば日本国籍の方の場合は、現地の日本領事館発給のものか現地の公証人発給のものどちらでも構いません。

 

さて、この時の売主さんの国籍はカナダでした。通常ならカナダの公証人発給の書類が必要です。しかし、本人はすでに来日しています。

 

では、どの機関に発給してもらえればよいのか?可能性があるとすれば日本の公証人か在日カナダ領事館。法務局に確認してもすぐには返答をもらえず、どんどん時間がなくなってきました。とりあえずどちらでも大丈夫なよう公証役場と在日カナダ領事館への確認も並行で進めました。ただ、在日カナダ領事館は電話しても担当者にはつながらず、留守電を残せば折り返し電話をもらえるというシステム。そうこうしている内に法務局から回答があり、 在日カナダ領事館発給の書類で大丈夫だろうとの返答でした。

 

幸い在日カナダ領事館からはすぐに連絡をもらえ、電話とメールで打ち合わせをし、ひな形を作成、翌日売主さんに同行して名古屋のカナダ領事館まで一緒に行き住所証明書とサイン証明書を取得し、無事登記が完了しました。

 

急な依頼で時間がない中、法務局や領事館の方々、売主さんの協力のもと当初の予定通り決済を実行し、登記も完了させることができました。今となっては良い経験でした。

 

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本日より業務再開です

GWが終了し本日より業務再開しております。

ただ今年のGWは何日か研修に参加していたので休みは少ししかありませんでした。

 

司法書士会では年間を通して様々な研修を開催しており、司法書士には年間12時間の研修受講が義務付けられています。

 

これからも実務や研修を通して日々研鑽に励んでいきたと思います。

 

 

在日韓国人の相続・遺言・帰化申請は京都市右京区の、はな司法書士事務所まで。

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